美しき取水バルブ操作ハンドル。
岡山市北部の野池群の代表格である横尾池にかかる小さな橋を渡り、細い道を奥に入っていくと松尾大池。
横尾池の奥にひっそり隠れるような立地でありながら、ダムスペックを満たすのではないかと思われる規模を持ち、2010年ごろまで地元バサーのあいだでは50クラスの上がるランカースポットとして知られてきた。
そんな松尾大池も2015年に堰体の大規模改修が行われているので、工事で水が抜かれたと思われる。それでも規制看板などは一切見られず、すがすがしい。
ここでは取水設備をじっくり観察。堰体の新しい取水設備についた水色のハンドルがなんか素敵だ。よく見ると赤い文字で「シマル」「ヒラク」と刻印。そのフォントがまたかっこいい。
堤高15mはありそうにも見えるが『ダム便覧2017』に掲載はないようである。微妙に高さが足りていない?