けんがいけ。
日本一高い場所にあるロープウェイの駅横の池
駒ヶ岳ロープウェイは950mの高低差および駅の立地標高がともに日本一のロープウェイ。
剣ヶ池はロープウェイ千畳敷駅のすぐそばにあり、軽ハイカーにとってのメイン撮影スポットとなっている。駒ヶ根市によると、天然の氷河湖としての条件は満たしておらず、おそらくは大正時代にあった水たまりを土嚢を積んで規模を大きくしたものだろうということ。そこが観光名所になるとは。
アクセスレポート
マイカー規制のため、まずはシャトルバス
ロープウェイ出発駅のしらび平はマイカー規制のためバスで行くしかない。駒ヶ根高原にある菅の台バスセンターに午前3時半に到着したが、すでに多くのハイカー、登山客のクルマで有料駐車場があふれている。仮眠をとりたかったが、人の気配がすごくて眠れず、外に出てみると、もうバス待ちの列ができはじめている。
さすが天下の百名山、木曽駒ヶ岳の玄関口。
始発バスは6時15分発だったが、切符販売開始が5時で、そっちにも行列が。
駐車場料金は600円、バスとロープウェーで往復3,900円。
6時になるとかなり行列が長くなっていたので、始発前だったが臨時バスを運行してくれた。
ロープウェイは6時45分にしらび平を発車し、わずか7分30秒で2,612mの千畳敷駅に到着。
木曽駒ヶ岳への登山道を登っていくと。
千畳敷駅から剣ヶ池までは千畳敷を含めて軽くハイキングできるコースが設定されており、一周小一時間で手軽に高山の空気を楽しめる。
一方、スニーカーやサンダルでは厳しいが、木曽駒ヶ岳の方へ分岐する登山道を登っていくと、眼下に剣ヶ池を見下ろせるようになる。
さらにぐんぐん登っていくと、道も険しくなり、数歩ごとに息が切れる。空気が薄いようだ。
小休止して振り返るごとに、剣ヶ池が小さくなっていく。
切り立った岩場の影に、かろうじてのぞく剣ヶ池。
一時間ほどで圏谷の上にある山荘にたどり着いた。
しかし、ここから先、まだ二つの池が待っている。ルートは二つ、百名山の木曽駒ヶ岳を登頂して尾根伝いに行くか、圏谷を下って行くか。
マップ
池さんぽマップ
駒ヶ根高原てくてくマップ
Googleマップ
マークした場所は、剣ヶ池。