あまがせだむ。鳳凰湖。
極楽浄土のダイビングアーチ。
上にいくごとに前にせり出したダイビングアーチ。その美しい堰体が支えている貯水地は、翼をひろげて飛び立とうとする大鳥の姿を連想させることから「鳳凰湖」と名付けられています。
それにしても鳳凰とはずいぶん大きく出たものだと思うなかれ。ダムがせき止めているのは宇治川。極楽浄土を現世に体現したという平等院鳳凰堂やお茶で有名な、あの宇治なのです。
アーチの美しさを俯瞰で堪能できるのは右岸側の展望所。近くに天ヶ瀬森林公園の駐車場がありますが、アプローチ路は狭く、ちょっと分かりにくい。
一方、堰体左岸側の駐車スペースは県道沿いで分かりやすいものの数台分しかなく、右岸展望所までは長い階段を含め、往復で30分ほど歩くことになります。
堰体左岸側にトイレや資料館もあり、ちょっとした観光・休憩スポットとして休日にはなかなかのにぎわいでした。
釣りをするには遊漁券が必要。ただし「はえ釣り」は遊漁券が不要とのこと。
前にせり出すアーチ式の堰体。
左岸側から右岸展望所へと行く階段。
右岸側にある天ヶ瀬森林公園の駐車場。
堰体上にあった魚釣り禁止の看板。
マークした場所に駐車場。