きえずがいけ。
晩夏まで残る雪渓が水源の「消えない池」
乗鞍登山の起点となる畳平バスターミナルから、許可車両も通るフラットなダート路を20分ほど歩くと池が見えてくる。もう少し足をのばし、丸い観測ドームが山頂にある摩利支天岳の登山道の方へ進めば池を見下ろす絶好のビューポイントに行ける。
ほとんどの登山者は剣ヶ峰をめざして肩ノ小屋方面の道を進むため、こちらの道は素通りされているが、ぜひ足を運んでほしい理由が。不消ヶ池、鶴ヶ池、亀ヶ池の3つをワンフレームに収めることのできる奇跡のようなピンポイントがあるのだ。下の写真がそれ。
(※2022年の再訪時はこのルートは立入禁止になっていました)
じつは消えそうな「消えずヶ池」?
人工と思われる堤が池尻に設けられていた。よく見ると堤状の土盛りの基部はコンクリートになっている。池は人が手によって延命させられているということだろうか。
パノラマ写真
後ろは里見岳
万年雪
2015年の訪問時は2022年には消失していた万年雪がわずかに残っていた。昔に比べるとずいぶん雪は小さくなってしまったようだ。
鶴ヶ池とのツーショット
この場所からは不消ヶ池と鶴ヶ池のツーショットとしてはよいアングルだが、手前の里見岳に阻まれて亀ヶ池が隠れてしまう。はるか後方に見えるのは穂高連峰。
Googleマップ
マークした場所はシャトルバス終点の畳平(鶴ヶ池)駐車場。