【えいげんじこ。永源寺ダム】
この型式のダムとしては堤高4位の永源寺ダムが愛知川を堰いてできた農業用貯水池で、ダム湖百選にも認定。名称はダムの下流側にある臨済宗永源寺派の本山である永源寺にちなむ。
堰体は重力コンクリートとロックフィルのコンバインダム。変わり種ダムとしてダムマニアにはたまらない存在だろう。
近畿圏で最初にブラックバスが放流されたとの噂もあり、じつは池原ダムに匹敵する潜在性をもっていそうだが、2014年の初訪時も2019年晩秋の再訪でも水位をかなり下げての工事が行われており、ダム湖内での釣りはあいかわらず厳しそうな印象だった。
湖岸を走る国道は大型車が多く、屈曲箇所ですれ違いができずけっこうたいへんな道だったが、だいぶ改修が進んでいた。
ダム湖の上流側は道の駅があり渓相の良い好釣り場にもなっている。遊魚券は道の駅で取り扱いあり。ダムカレーも道の駅で食べることができる。
紅葉の季節はダム下流側の永源寺でライトアップもあり国道は渋滞する。


