水辺遍路

訪れた全国1万1,450の池やダムを独自の視点で紹介

サロマ湖(北海道佐呂間)


サロマ湖のスポット

二つの湖口(海との通水開口部)

湖口(開口部)は、なんと漁師が掘削

昭和4年に漁民が砂州を掘削してオホーツク海とサロマ湖をつなげた。現在は砂州に二つの湖口がある。

オリジナルの吐き出しは?

もともとの湖口は漂砂でかなり昔に埋まったようで、湖口が開削される前は淡水湖だった。現在のサロマ湖の塩分濃度は海とほぼ同じ。
大きな天然湖沼に対し人工的に海との開口部を掘削した事例としては佐渡島の加茂湖がある。

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世界初の流氷ダム??

「流氷堤」ことアイスブームという構造物が大きな湖に設置されたのは世界初。
湖内への流氷の侵入を抑止することで、漁港や養殖設備などを損傷被害から守っている。しかしそもそも人の手で開口部を開かなければ流氷も入ってこなかったともいえる。


通水部近くの砂州地形

砂州の全長は24kmに及ぶ。下の砂州丘陵部展望台からの写真では右がオホーツク海、左にサロマ湖が見える。


通水部と砂州の空撮

左はオホーツク海、右がサロマ湖。

龍宮台展望台

三里浜キャンプ場

砂州上にあり、通水部にもっとも近いキャンプ場。

ワッカ原生花園

遊歩道

オホーツク海に面したサロマ湖ワッカ原生花園は遊歩道も整備されている。駐車場あり。写真は2013年。自転車の女の子は今や一児の母。思い出の地だ。

ネイチャーセンター(レンタルサイクル)

入場料、駐車場無料。

www.city.kitami.lg.jp

東部にある接続湖沼(栄浦地区)

吐き出し

常呂側の栄浦にサロマ湖と接続した湖沼があるが名称が分からない。サロマ湖との接続部には橋と漁港がある。流れ出し先はサロマ湖。

流れ込み(ライトコロ川)

橋の名前は栄浦橋。流入河川はライトコロ川。

朝陽と夕陽が見える岬


キムアネップ岬

サロマ湖に昇る朝陽と、沈む夕陽の両方を見ることができるサロマ湖屈指のビュースポット。


アッケシソウ群落の池塘


遊歩道

野営場


駐車場

鶴沼(アッケシソウ群落)

サギ沼原生花園

サギ沼原生花園として駐車場・トイレあり。

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サロマ湖を一望(幌岩山)

サロマ湖を一望に納めることができる唯一の場所が、幌岩山の展望台。登山遊歩道入口は道の駅サロマ湖に隣接。


道の駅

道の駅 サロマ湖


道の駅 愛ランド湧別

左は2023年、右は2014年。カラーリングが違う。


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サロマ湖内の漁港

とりどりの色の屋根が楽しい湖畔景観。

ピラオロ展望台



 

サロマ湖のイベント

老舗ウルトラマラソンの舞台

初夏、6月末には日本のウルトラマラソンの代名詞とでもいうべきサロマ100kmマラソンが開催されている。

冬期の氷上チカ釣り

釣りでは、冬期に氷上チカ釣りが代表的。

 

マップ

現地案内マップ

ニッポン湖沼図鑑マップ

Googleマップ