向山大池（愛知県豊橋）

【向山の大池 / 向山大池公園】

原始時代的なワイルド感と、昭和的な近未来感の奇妙な融合。左の建物がなければ森のすぐ裏手にクルマや路面電車が行き交う都市生活があるとは想像できない。

未来感と原始感が共存する不思議な水空間

路面電車の音が響く豊橋の中心街から1kmほど。向山大池は国道１号も近い都市型公園の池である。
とにかく釣り禁止ばかりが目立つ豊橋の池群にあって、この大きな公園池では、鯉、ふな、ブラックバスを狙う釣り人が見られた。
池の真ん中を横切る遊歩橋がかけられており、そのたもとのあたりは芝生と木杭の親水護岸になっており、少年バサーがキャストをしていた。
2017年に当ページのコメント欄に地元の方から釣り禁止との情報をいただき、2021年に再訪してみたが、池を一周してみたところ特に釣り禁止との看板は見なかった。またバス狙いの釣り人も見られた。
公園内にはあやしげな遺跡ミニチュアがあり、不思議空間の波動をさらに増幅させている。

池畔の遺跡ミニチュアオブジェ。15年後と15年前。

2021年撮影

なんと洪水調節池タイプの洪水吐ではないか

なんと、これは浮島が接岸したものだったのか

池畔にあるこの小さな池は、大池の水を浄化する濾過装置の役割

災害用の飲料水にもなり消火用水にもなる。つねに水道水を循環させてフレッシュ・・なんと賢い地下池だろう

水質汚濁の原因として、魚が名指しされているのは初めて見たかも。でも、これがホントだとしたら、鯉やフナがいたら池の水が汚濁されるってことになるけど・・

噴水

案内板

駐車場

豊橋中心街は路面電車も走る

2013〜2015年撮影

マークした場所は駐車場。