水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

川名大池(神奈川県藤沢)

2023年(左)と2013年(右)

街中の「島」のような森で保全された池

この池を内包する新林公園は藤沢駅から1km圏内という市街地内にあるため、航空写真で見ると谷戸と森林が住宅地に囲まれた島のような様相になっている。かつては谷戸を潤してきた溜め池だったものが、古民家や田んぼなどとともに公園内にパッケージ保存され、木道、急勾配の斜面を登るハイキングコースもあり、町中の公園と思えぬ変化が楽しい。

川名大池を池ウォッチ

池は野鳥観察窓からのぞくスタイル

池は完全に囲いに覆われていて、銃眼のようなバードウォッチング用ののぞき穴から見るだけ。

岸は木々のオーバーハング

市街地の公園内の池とは思えぬワイルドさ。

川名大池(2013年撮影)


 

池の堤

階段部分の土盛りが堰体。

釣り禁止

池への立ち入りおよび釣りは禁止。


 

谷戸湿原の池

こちらは公園池らしく整備

新林公園内には、川名大池の下にもうひとつ湿地性の池があり、池全体が公園要素として木道も設置されている。「新林公園の池」といえば多くの人がこっちの池の方を思い浮かべるだろう。


池畔のラクウショウ

水辺の生える外来種の木。ラクウショウで一躍有名になった池といえば、福岡県の蒲田池がある。

bunbun.hatenablog.com


 

池横の崖線

急峻なハイキングコースがあり公園に変化を与えている。


 

リスに注意(2013年)

「リスに注意!」とはおもしろい看板。と思ったら、ほんとうに人間をなめきったリスが出現。
これはタイワンリスといって外来種。


 

古民家



案内板




 

駐車場

無料だが休日などは順番待ちの列も。
夜間閉鎖。


 

藤沢の酒場

大衆酒場も複数ある。


 

Googleマップ

マークした場所が駐車場入口。