多摩中央公園でもっとも存在感のある主構成要素の池のひとつ。
駅前という立地なのに広々と空間を使い、空が広い。
ここまでの空間を確保できたのは調節池機能も担っているのだろうか。岸はとてもゆるやかに水ぎわに落ち込む芝生広場になっている。岸と広場が連続性をもっていて、親水構造を持っている。
洪水時の貯水キャパシティはなくもなさそうだが、緊急時に人の動線を止める設備がないので純粋な公園池かもしれない。
池畔に立つ「ガゼボ」が気に入った。ガゼボは洋風あずまやといったところ。
なお、Google マップ上に記載された「ちゃぷちゃぷ池」は、大池の一角に設けられた親水ゾーンを指すと思われる。
池での禁止事項はハト、野鳥、魚へのエサやり。
またこのあたりの多摩丘陵には鎌倉幕府と新田義貞軍の古戦場があり、「ひうち池」という伝説の池があるようだが場所の特定に至っていない。