銚子台地の裂け目のような秘境感あふれる池。
太平洋と利根川河口にはさまれた細長い台地に穿たれた裂け目のような細長い池群が七つ池である。
地図上では五つの池が確認できるが、実際に現地で確認できたのは三つである。駐車スペースのあるいちばん下側から一番池、二番池、三番池と呼ぶようだ。
七ッ池の全景
南側は三番池。向こうは太平洋。
二番池(上)と三番池。
一番池(左上)と二番池。右側にも二つばかり池があるようだが写真ではよく確認できない。
残念な報告を。
釣り場としての歴史も古く、雰囲気の大好きな池だったが、2015年に再訪したところ、一番池に「立入禁止」、二番池にも「立入禁止・つり禁止」の看板が設置されていた。(三番池は未確認)
二番池の堰堤
一番池
手もとにある1992年のブラックバス・ライギョ釣り場情報誌には掲載されているが、1999年版ではなぜか削除されている。また、2010年ごろのへらぶな釣り情報誌にも七つ池が紹介されており、二番池と三番池には固定釣り台も見られた。
2013年春の実釣では人面魚のような鯉が近づいてきてこわかった思い出がある。魚は釣れなかったが、地元のへらぶな釣り師の他、フローターや陸っぱりのバサーも見られた。
へらぶな釣り師は三番池に、バサーには一番池と二番池が人気。確かに手もとの古い情報誌にもブラックバスがよく釣れるのは一番池と二番池とある。