水辺遍路

実踏・日本の湖沼 5,900湖

浮島神社の池(熊本県嘉島)

浮島池。
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熊本におけるへらぶな釣り発祥の池。

水源が阿蘇からの豊富な湧水ということもあって、清冽で透明感の高い水が印象的な池。朝霧に神社を擁した浮島が浮かびあがる光景は一度は見てみたいものだ。
熊本におけるへらぶな釣り発祥の地とのことで、この日も多くの釣り人が岸辺に陣取っていた。ただ、へらぶな釣りの道具にはちょっと見えなかった。魚籠を見せてもらうと小鮒が数尾。

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駐車場で立ち話していた若者たちの話題を小耳にはさんだ。なんと、へらぶな釣りの話のようだ。やはり、へらぶなはいるのだろう。しかしこれだけ透明度の高い池でのへらぶな釣りは難易度が高そうである。水面との比高もあり、道具に工夫も必要そうだ。
駐車場、トイレ、遊歩道、あずまやあり。
全国ため池100選、平成の名水100選に選定。

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今も金色の兜石がどこかに沈む。

池ができたのは平安時代というから古い。土地の領主が枕元に立った屋敷神のお告げに従って裏庭を掘ったところ湧き水が出て池になった。湧水が一ヶ所に池に集まったことで、湿地状だった土地にめりはりができて収穫量が上がり里人も喜んだという。
池ができた晩、金色の石が池に現れ、ちょっとした観光名所にもなったようである。「兜石」と名づけられた黄金の石を御神体とし、領主自身が宮司となって神社を構えた。以来千年にわたり神職が引き継がれており、金色の石は今も池のどこかに沈んでいるという。

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類名の水辺

類名の水辺としては、静岡県にへらぶな釣りのできる「浮島沼」、富山県の白木峰にワタスゲやニッコウキスゲが群生する「浮島の池」がある。

bunbun.hatenablog.com


駐車場と案内板
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マークした場所が駐車場。