九州名水百選の水源的立地にある池。
佐賀では長らくブラックバス釣りにおける絶好の野池釣りフィールドとして君臨してきた武雄野池群のひとつで、アクセス性のよさとじゅうぶんな駐車スペースなどでローカルメジャーといっていい存在の池だった。
針葉樹の中に広葉樹帯をはさんだ池畔の景観は、堰体のライトグリーンが引き立て役となって厚みがある。池の水が流れ出す300mほど先には九州名水百選の鎌倉水が控えるだけに水質も素晴らしい。
バスポンドとは聞いていたものの、ボート、フローター、貯水池内の立ち入りを禁ずる看板も立っており、訪れたときに釣り人の姿はなかった。
近くの繁昌ダムもバスのメジャーリザーパーだったが、やはり立入禁止看板があり、多くの釣り人を集めた焼米池にも釣り禁止看板が。武雄野池群は厳しい状況になりつつあると感じる。
マークした場所は駐車スペース。