ロープウェイの駅名にもなっている百名山の池
大雪山の山池群のひとつで、山系に28座ある二千メートル峰のなかでも最高峰に君臨する旭岳。その中腹の標高1,600〜1,650mにある旭平というなだらかな踊り場に立地する小火口跡の池。
旭岳ロープウェイの姿見駅から、1周1時間ほどの軽装ウォーキングで一周できる「姿見の池遊歩道」が整備されており、このコースで一番奥にあるラスボス的ポジションにあるのが姿見の池である。
池畔には休憩所が設けられており、ここから先は旭岳の登山道となる。
池のかたわらでは地獄谷からもうもうと蒸気が噴き出し、その巨大な亀裂を見上げていくと旭岳頂上が朝日を遮ってそびえており、何と神々しい湖景であろう。
湖水の色が深みのあるエメラルドで、地元では底なしとの言い伝えもあったが、満を持しての測量の結果、最大水深3.7mと浅いことが判明し関係者を驚かせたというエピソードも。
池名は明治時代、地元の中学校の先生が名付けたという。
季節のたよりの素材として、9月後半からは日本一早い紅葉の湖景としてメディアへの露出も多い。
流れ込みと吐き出し
吐き出しは遊歩道を横切るようなかっこうになっている。
周辺の景観
展望台
旭平
姿見の池遊歩道と旭岳登山道
沼の平方面
パノラマ写真
地獄谷
動植物
ビジターセンターの展示資料
マップ
現地案内マップ
ニッポン湖沼図鑑マップ
大雪山の湖沼群 ver. 1.23 部分(2024年9月)