しらねおいけ。

甲斐国における水の神様の総本山
日本第二位の高峰・北岳の山腹に立地する標高約2,236mの山池。この池は甲斐国における雨乞い信仰の総本山であり、池ヌシは龍神。昔は参詣する者がたえなかったという。
現在は「白根御池小屋」という山小屋とテント場もあり、北岳をめざす登山者のランチスポットとして憩いの場になっている。
一方、広河原を貫流する野呂川はヤマトイワナを狙うアングラーの姿も。遊魚ルールが設定され遊魚料必要。

白根御池周辺で見かけた動植物







白根御池の景観と形態
池のビューポイント




湖岸と成因タイプ
立地や湖岸形態から氷食湖か。
特に谷側の湖岸は雪渓に押し出されたような岩滓の盛り上がりが見られる。
山側には抱えるほどの石がゴロゴロ。これは上の雪渓谷から転がってきたものだろう。






明瞭な流入・流出口は見あたらず
水源は湧水のようだ。下の写真では、左の平坦な岸が山側で、せり上がった方の岸が谷側となる。写真だけ見ると逆だと思ってしまいそう。



池より北岳バットレスを見上げる

白根御池と北岳斜面



白根御池の地形(空撮)
ちょっと分かりにくいが小屋の左側に池がある。





対岸の山なみ
高嶺(たかね)、赤抜沢の頭、観音ヶ岳




アサヨ峰(2799)、駒ヶ岳(2967)
左側は小太郎山(2725)。谷の奥が野呂川源流。

富士山
谷の奥は野呂川(早川)下流側。

白根御池の伝説
以下、現地の案内板より。
白根御池は標高約2,236m付近、大樺沢左岸に形成された径20mほどの小池である。
白根御池の湧水は一年中枯れることがなく、人々の仰を集めてきた。とりわけ雨乞いの神として知られ、江戸時代には干ばつの際、里の村々では講を作って参詣し、池に馬や生の骨などを投げ入れ、龍神を怒らせて雨を祈願したと伝えられている。

白根御池へのアクセス
二つのアクセスルートがある
夜叉神峠から先のマイカー規制ルートと、奈良田から先のマイカー規制ルートの二つがある。
夜叉神峠ルート
芦安観光駐車場(市営・無料)
芦安温泉に無料の観光駐車場がある。広河原登山口にはここからジャンボタクシーか路線バスで。
トイレ、日帰り温泉、フリーWi-Fiあり。




芦安駐車場のバス停
乗車には運賃のほか、マイカー規制協力金300円が必要。




白根御池の龍神を勧請
芦安には白根御池の龍神を勧請した山の神が祀られている。


シャトルバス
夜叉神トンネルを抜け、マイカー規制区間をバスで走る。


広河原バス停(ビジターセンター)
北岳の白根御池小屋ルートの登山口に接続。登山口は標高1,529m。池までは往復6kmほどで4.5時間の歩程。
ビジターセンターが付属。




広河原から先の南アルプス公園線
崩落のため徒歩でも通行禁止との掲示があった。(2024年)


砂防ダムと北岳







登山道




白根御池山荘



山荘のトイレ
チップ制。男女表示が悶えていてカワイイ。

山荘の奥に進むと池に到着


GPSログ

奈良田ルート
西山ダム(奈良田湖)から先がマイカー規制。
規制期間外も冬季通行止めになるため事実上の通年規制とのこと。シャトルバスなど詳しい情報は、以下の奈良田湖のページに記した。
山梨の地酒

マップ
現地案内マップ






池さんぽマップ




