たてやまためいけ。楯山公園。左沢楯山城趾。
交通の要衝にして天然の要害。中世城郭跡にあるダムスペックのため池。
最上川の大屈曲を眼前に見おろす爽快さ。楯山公園のある段丘の上には、かつて寒河江大江氏によって築城された左沢楯山城(あてらざわたてやまじょう)があった。最上川の屈曲と丘の地形を利用した天然の要害である。
この山城を分断する二つの谷筋の一方の水源にあやめ池、もう一方には楯山溜池がある。ダムスペックを満たすことから「楯山溜池」の登録名で「ダム便覧」にも記載されている。一方、現地の鳥獣捕獲禁止案内板には「植楯山溜池」という表記も見られた。
インレット側には立ち枯れもあり、なかなかの雰囲気である。キャンプ場の借景要素にもなっているが、水遊びや釣りなどは認められていない。
楯山公園入口に駐車場あり。池までは徒歩500m。
マークした場所は楯山公園の駐車場。