大物釣り場として通年、湖面開放
淀川ダムからダム名が変更になった珍しい来歴をもつダム。
先日紹介した同県の旭川ダムも北海道をイメージさせる名であったが、こちらももともとは淀川ダム。うん、確かに大阪イメージ。
県営の多目的ダムであるが、堰体右岸側に国交省東北地建局長の青山さんの名が! 県ダムなのに国の役人がなぜ? と思ったら、表彰だった。事務次官にもなった青山さん、東北にもいたんですね。
ダムはデザイン的にも見どころがあり、美山湖と名付けられた人造湖では大型ドナルドソンの好釣り場にもなっている。
秋田県の渓流では冬季は禁漁期になるが、ここ美山湖は通年で渓魚釣りができる点もチャームポイント。
ダムデザインと設備
堰体は天端より上がくすんだレンガ色で統一され、なんとなく好きなデザイン。
駐車場、トイレ、展望所あり。
大型のドナルドソンも放流
大型の渓流魚釣り場として湖面開放されている。
ニジマス、イワナ、ヤマメが対象魚。日釣り券は1,000円(現場売り1,500円)。
入漁証は渓流との共通ではなくダム湖専用のもので、大型化する改良種のニジマスである「ドナルドソン」が明記されているだけあって、50センチオーバーもめずらしくはない。
10月に開催される美山湖フェスティバルでは釣り大会のほかキッズ向けの釣り体験も。
入釣ポイント
マークした場所が入釣ポイント。駐車スペースあり。