水辺遍路

実踏・日本の湖沼 8,850湖

鞍掛沼(岩手県一関)

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湖面に浮かぶ金の鞍を見た者は三日で死ぬ?

栗駒山湖沼群のひとつで、標高530mの登山道の途上にある。周囲600m級の沼。天然湖沼であろうか。ただ、水源として利用されているので、取水設備が設けられている。
現在は岩手県に属するが、わりあい最近までは宮城県に属していたらしいが、この沼にまつわる伝説は宮城県側にいくつかのバリエーションとともに「鞍掛伝説」として言い伝えられている。
源義家、源頼朝、地元の殿様など、話によって異なるところはあるが、共通しているのは追っ手に搦め捕られそうになった主人の犠牲となった馬が沈んだあとが沼になったというもの。このとき馬とともに沈んだ金の鞍が湖面に浮かび上がるときがあり、これを見た者には災いが訪れるという。ハードなものになると、金の鞍を見ると三日で死ぬというから、これは知らずに行ったのはうかつであった。
沼の150m手前までは舗装路で駐車場も用意されている。徒歩区間はわずかとはいえ、熊が出るようなので、かなりどきどきした。
同名の水辺は、秋田県にもある。

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マークした場所は駐車場。