世界初! の池ではあるものの、水はない。
海岸との海岸段丘の高低差を使った世界初のめずらしい海水の揚水式発電の上池(上部調整池)。
通常の揚水式発電であれば多目的ダムの貯水池などを下池(下部調整池)として割り当てるが、広大な海が下池の役割をしているので、崖下の海岸に取水&放水口が開いている。
現在は契約上の問題で稼働していないが、池に水を張っていたときには海水魚が泳いでいたという話だ。
揚水式発電の上池は地形的にもエッジがきいているエクストリームな池が多いので、かなり好きなんですが、やはりトンがっている分、会うのはおろか見るのも難しい池が多くて苦労します。
●強引に5つのダムで上池を造った事例。
bunbun.hatenablog.com
●天然湖を上池にした事例。
bunbun.hatenablog.com
●揚水式発電の解説。
bunbun.hatenablog.com