火山由来の天然湖で大沼池と同期生だが、揚水式発電の上池としても使われている。
志賀高原の湖沼群では、大沼池に次いで二番目に大きい琵琶池。名のとおり、楽器の琵琶の形をしている。
国道からも見えないことはないが、木々のあいだから垣間見える程度。約20万年前の志賀山の火山活動が成因の天然湖で、湖岸はごろごろとした石が露出し、溶岩でできた池であることが見てとれる。
一方、人の手が加わって水力発電の調整池としての顔も持っており、国道をはさんで上位にある丸池から水路が引かれ、水の流入口となっているほか、吐き出しは水無池へと下るが、導水トンネルによって下位調整池と結ばれてもいる。
志賀湖沼群では数少ない釣りができる池という話もあるが、詳細は未確認。過去にブラックバス駆除のための釣り大会が開催されていた事実はあるものの、詳細は宿泊先等で確認した方がいいだろう。