高知県で最初にブラックバスが入ったとされるメジャーポンド。
高知ではこれほど目立つ有名な池なのに、読み方が定まらない。「いわつちいけ」「いしどいけ」「いしづちいけ」など地元の人でもさまざまな呼び方で呼んでいるようで、どれが正式名なのか判別できないのが不思議だ。
さらに高知県では最初にブラックバスが入った池として地元では「十日の池」という愛称で釣り人に親しまれている実態もある。とにかく歴史、規模ともに高知市周辺の野池としては筆頭格といって間違いないだろう。
ランカークラスの実績も今なお豊富なだけでなく、近年までライギョ、ナマズの釣果も報告されているエキサイティングな池である。地元のへらぶな釣り師によると、50上のへらぶなも生息しているらしいが、シーズン中はボート以外は話にならないぐらいホテイアオイが岸を埋め尽くすため、手が出せないようだ。
池の周囲は西岸および北岸側は宅地化されているが、東岸側に駐車スペースがところどころある。水辺の周囲は歩けるようになっており、岸全般にわたって陸釣りしやすいといっていいが、岸近くは前述したようにホテイアオイの大群落となっており、やはりボートが有利。