めおとだけだむ。
壱岐島のダムでは異端的なウェルカム感。
ダム湖周辺が男女岳公園として整備されており、誰にも媚びず黙々とおのれの仕事だけしている感じの壱岐のダム群にあっては、異例ともいえるウェルカム感。
男女と書いて「めおと」と読ませる。変わったダム名だが、貯水池を左右からはさむ山がそれぞれ男岳(おんだけ)、女岳(めんだけ)なので、なかなか気のきいたダム名だ。
ダム公園でなぜか目に付く猿の像は、男岳神社の祭神が猿田彦命(さるた・ひこのみこと)に由来。神社には200体以上もの猿の石像があるという。
インレット側の広場では草ソリをしている親子が楽しそうだったが、地元の小学生にとってダム公園での草ソリは人気の遊びとのこと。
ウェルカム感はあるとはいえ、壱岐島ダム群おきまりの釣り禁止はここも免れていない。