水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

谷津池(千葉県千葉)

【花島公園】

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インレット側から見た谷津池。ゴミの流入を防ぐネットが設置されている。

千葉市が管理する花島公園。ゆるやかに傾斜した園内を西から東へと下る水路が、名の付いた三つの池を直線上に結びながら貫流している。
谷津池は三つの池のまん中。上流は噴水池、下流は道路をはさんで中島池。
谷戸(谷津)地形の開口部にあり、上の噴水池の方が谷戸感がある。
岸の土止めとして木杭を模した部材で護岸されており、水面が近く親しみやすいし、腐食することもないので、すぐれた池造りアイテムだ。また、この池にはハイテク浄化装置が導入されている。
釣り禁止看板あり。

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広場。樹形がすてき。


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駐車場と案内板。

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「谷津池の浄化装置の仕組み」なる案内板も、やけに気合が入ってます。
微生物の力と太陽光の力を組み合わせた二段階の接触酸化処理で浄化し、減水時は地下水をくみあげてクリアウォーターを補給しつつ、循環で殺菌・殺藻処理を紫外線で行っているとのこと。谷津池は生活排水の流入はないのに、ここまでやらないといけないんですね。都市の池は水質維持がたいへん・・。
殺藻」という言葉は初めて知りました!!

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マークした場所は駐車場。