【みたらしいけ / 岐阜城】
関ヶ原の戦いで落城の際、女中らが身投げした悲劇の池
金華山全体が巨大な要塞となっている岐阜城。もともとは稲葉山城で、「岐阜」と名付けたのは織田信長とされる。岐阜の意味は「交通の要衝にある豊かな丘」といった意味で中国の故事が語源。
そんな織田家の居城も天下分け目の関ヶ原の戦いによって落城した。その際、女中らが身投げしたのが山の足もとの神社にある御手洗池だった。
岐阜城の池
井戸跡
山の頂上近くにある。岩を露天掘りした貯水用の人工池で、天水を貯めておくだけのもの。地下水脈とつながっているわけではないので、井戸というよりは雨水タンクに近い。
岐阜公園の池
山麓の岐阜公園内にある。庭園池テイスト。ロープウェイ乗り場や「信長の庭」が池畔に。
女神の像の噴水池
御手洗池
滝が落ち込む岩岸がみごとな御手洗池であるが、現在は身投げはできぬほどに浅い。
岐阜城と岐阜公園
金華山の上にそびえる天守閣
山麓の岐阜公園
岐阜城への登城ルート
四つの登城ルート
ロープウェーで手軽に登ることもできるが、自力登山するとけっこう登りごたえがある。主道の大手道「七曲登山道」以外は岩登りのような場所も。
眺望のよい「瞑想の小径」
終盤は意外にハード。ストックはあった方がよいし、シューズもちゃんとしたものの方がよい。
山頂部
案内板
岐阜の酒場
マップ
現地案内マップ
Googleマップ
マークした場所は駐車場(有料)。