水辺遍路

訪れた全国1万1,100の池やダムを独自の視点で紹介

間野台調圧塔(千葉県佐倉)

【千葉県企業局工業用水道 間野台調圧塔】

鉄のプロが参画したアート作品のような鋼鉄の塔

配水池、給水塔を含むタンクタイプの池カテゴリーのひとつではあるが、「調圧塔」(調圧水槽 / サージタンク)という呼称のプロっぽさがマニア心をくすぐる。
利根川河口堰、湯西川ダム、八ッ場ダム、印旛沼から取水した水を臨海工業地帯へと送水する圧力をかけるため、高台の上にそびえ立つ塔が二つ。
これらは千葉県企業局の工業用水道の施設であるが、二つの調圧塔は担当する水道が異なる。
こちら千葉地区工業用水道は受益側の工業地帯に川崎製鉄株式会社(現JFEスチール株式会社)が含まれていたことから自家用も兼ねて共同事業となった経緯があり、鉄のプロが参画したおかげか、鋼鉄製40mの塔はそのユニークな造形もさることながら、目を引くカラーリングもあいまって地域のランドマークになっているだけでなく給水塔マニア垂涎の名所として君臨する。
さすが給水塔王国、千葉。

 

千葉の工業用水といえば、この池も

海水を淡水化する仕組みを持った巨大人造湖で工業用水を確保・・そんな夢のような計画を進めるべく、昭和の高度成長期に実際に実験が行われた不思議な形状の池の跡が今も残っている。

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