鈴鹿山脈の奥座敷といった立地の雨乞岳。
その山頂には不思議と涸れない小さな池があり、雨乞い信仰の聖地となってきた。山名もその名残り。
昔は池のことを「沢」と呼ぶケースもあるのは、猿沢池をはじめとする「日本三沢」でもしかり。一方、「大峠の池」という表記をする地図もあったが、詳細は今後、調査確認したい。
アプローチ方法は複数の登山ルートがあるが、まずは最短ルートと思われる水木谷の滝側の登山口に行った。
駐車スペースは数台ほど。遊漁料は必要だが釣りもできる沢があり、沢を越えて登っていくルートだが、上級者向けとのことで危険箇所があるらしい。とりあえず今回は軽く進めるところまで進み空撮での地形確認と予備調査にとどめた。
水木谷の滝側の登山口
登り2時間と記されており、最短コースと思われる。