水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

石川ダム(沖縄県うるま)

いしかわだむ。

沖縄自動車道からしか見ることができない石川ダム。
「ダム」という名ではあるが堤高は14.8mでハイダムの条件にはわずか20センチ届かなかった農業用ため池。
農水省が出している「特色ある農業用ため池」という資料にも採り上げられている。ダムではないものの勘違いしてしまいそうな微妙な堤高だけにリマインドを兼ねて当ブログでは特別にダムカテゴリに分類した。
以下は農水省の資料より。

石川ダムは、沖縄本島の中部、うるま市石川地区を流れる2級河川「石川川」の上流に位置し、 沖縄自動車道(高速道路)から見えるため池としても知られています。
湖面周辺は、リュウキュウマツ林が大部分を占めており、ダム下流河川の左岸側には、サトウキ
ビ畑やキク畑、右岸側には住宅地が広がるという、県内でも比較的住宅地に近いため池のひとつと
なっており、防災上も重要視されています。
住宅地に近くマングローブ林もあることから、下流河川では、親水性のある河川整備がなされ、
地域住民等による川遊びや清掃活動が活発に行われています。

https://www.maff.go.jp/form/img/pdf/toku_syoku_okinawa_isikawa.pdf