水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

大黒池(福島県須賀川)

池のあった場所は今は広場になっている

大震災で壊れた池が、防災公園に生まれ変わった

東日本大震災で堤が壊れたため埋め立てれたロストレイク(消失湖)。
池の跡地は災害時の避難区域になるよう防災物資などを備えた防災公園として生まれ変わった。池を完全に埋め立ててしまっているので、公園の名にしか池の余韻は残されていない。池の一部を防災用水池として残すデザインがとれたら、古くからの農業用ため池の歴史を語り継ぐよすがにもなったろうか。
ドッグラン、駐車場、トイレあり。
近くには鏡沼(かげ沼)という江戸時代のロストレイクもある。

一見、ふつうの公園だが、ベンチは災害時のための器具が収納されている。災害用トイレだろうか。マンホールも最近は災害時にトイレになるタイプもある。


2021年の時点ではGoogleマップには池としての記載が残っているため、広場を歩いていると池の中に立っているようにマークされた。


駐車場と案内板


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