川べりの林のなかに入る小路へと誘い込むような「中尊寺ハス池」の道案内板。
林の奥には駐車スペースがあり、矢印に誘われるまま徒歩で民家の庭先のようなところを進むと今度は線路。
ここを渡るの? という感じのプチ冒険気分。
線路を渡ると、なんかタイムスリップしたような不思議な空間。古民家と三つの池。多聞院伊澤家という保存遺構のようだが、川べりの立地で隔てるものは線路ぐらい。柵も入場ゲートもない素朴さがいい。
世界遺産の平泉・中尊寺で発見された首桶(奥州藤原氏最後の代の藤原泰衡の首)に同梱されていたハスの種を、800年ぶりに科学の力で発芽させたのが中尊寺ハス。これを各地に株分けしたものが、この池に植えられている。
アクセスルートおよび駐車スペースは、カーナビのパンくず軌跡で表示。
マークした場所は池。