北海道で最初の多目的ダムである桂沢ダムの嵩上げ工事とセットで、幾春別川の支流・奔別川(ぽんべつがわ)を堰く新規の洪水調節ダムとして建設計画されているのが、三笠ぽんべつダム。
「幾春別川ダム建設事業所」という道路看板を見て、幾春別川ダムなるものがあるのかと思ったがそうではなく、上記のセット事業を指す。
新ダムの方の予定地にはダム工事用と思われる新しい道(といっても計画に時間がかかっているのか、古びてきてはいるが)があったが、現状で一般車が通れるのは未舗装林道のみ。
沢の雰囲気からは、ここに巨大ダムができるのは、ちょっと不思議な感じだった。
幾春別川はアイヌ語で「あっちの川」との意。
アイヌ語だと、なぜか詩的に聞こえる。あっちの川。イクシュン・ペッ。