高津戸ダム直下の峡谷に穿たれた甌穴群
ダムは峡谷を水没させないよう立地に配慮されて建設されたので、ダム直下に峡谷が続くレイアウトとなっている。
峡谷左岸側には、変化に富んだ遊歩道も。
この遊歩道から逸脱する形で大岩の上を歩く甌穴へのルートが案内されていてユニーク。
甌穴は河道から切り離されたタイプで、みごとなドリルストーンが残っている。
甌穴とは
かめ穴、ポットホールとも。水流による浸食作用の一種。
全国的に見られ、九ヶ所が国の天然記念物に指定されている。高津戸峡ポットホールは特に指定はないが、ここまでみごとなドリルストーンが残っている点がすごい。
高津戸峡谷
まさに狭い谷、峡谷という言葉がピッタリ。
遊歩道
階段で下りる迫力の遊歩道入口
吊り橋
はねたき橋
玉石付きポットホール入口
遊歩道からはずれて、岩にペイントされた矢印に沿って進む。
特に下の写真の折り返しのマークを見落とさないよう注意。
他の甌穴群
岩棚をよく見れば、他にもポットホールが。
さらによく見ると、穴からこぼれ落ちてしまったらしき、つるつるの丸いドリルストーンらしき石が転がっていたり。
案内板
駐車場とトイレ
農業用水を取水する頭主工
農業用水を取水する設備も見られた。
池さんぽマップと現地案内板
2015年に描いたベース画をもとに2021年、下半分を大幅に描き直し。
高津戸峡谷のポットホールを描き加えるために線路、道路、橋の配置を見直し、ver1.1に。
Googleマップ
マークした場所は、高津戸渓谷の観光駐車場。