水辺遍路

実踏・日本の湖沼 9,200湖

日本一の甌穴(埼玉県長瀞)

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「日本一の甌穴」ということで、やや言ったもん勝ちネーミングの気がしないでもないし、せっかく長瀞という景観も名も美しい場所にあるのだから「長瀞大甌穴」としたいところだが、とりあえずタイトルとして「日本一・・」を使った。
この甌穴は荒川本流の岸を形成する高さ7mの緑泥片岩の中腹にある。直径は入口で1.8メートルほどだが、深さは4.7メートルもあり「日本一」の根拠とされている。
水はたまっていないが、そもそも安全対策のため埋められてしまっているので、復元が求められる。全国の甌穴を見てきたが、確かに単体のポットホールであれば、これほど深いものは知らない。直径も単体としては確かに大きいが、全国には複数の甌穴(ポットホール)が連結した10m規模のポットホール池もあるだけに、見た目のインパクトは感じにくい。
ここを訪れた2020年当時は地図での正確な位置が特定されていなかったが、一年以上たった2021年現在はAppleのマップで位置のピンアップが行われており、おおむね正しい位置を示している。(誤差10m以内)
現場は長瀞キャンプ場の敷地を通り抜けするか、荒川を渡るかするしかない場所だったので、写真中心でレポートしよう。
Googleマップスではまだピンは置かれていないようだ。

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甌穴周辺の荒川本流。右側に見えるのが長瀞キャンプ場


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まずは対岸側から甌穴のあるあたりを俯瞰する。対岸の大岩あたりがあやしいと踏み、対岸へ渡る


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遊歩道となっている金石水管橋はマニアックな橋。キャンプ場と反対側に、蓬萊島と河跡湖が見える


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キャンプ場の許可を得て、敷地の中を通っていき、河原に出ると大きな岩が目に入る(人影の奥)


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目を付けていた大岩。よじ登って甌穴を探すも見つからない・・


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河原のどんづまりまで進み、岸となっている岩崖に近づくと・・(タイヤのあるあたり)


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階段状に岩が削ってあるので、そこからよじ登る。


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おおっ。意外に地味


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釣りをしている人もいた


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池マンガ「ポットホール(甌穴)」


マークした場所は甌穴の正確な位置。