堤長220メートル、周囲長12kmにも及ぶ巨大さ。「相馬の三堤」のひとつであることはもちろん、600を越える相馬野池の筆頭格。それでも驚くべきことに堤高はデータ上では10mにも満たない。
江戸時代前期築造。安政三年に決壊歴あり。
2021年のGoogleマップ航空写真では、偶然にもおもしろい状況が写しだされていた。堰体天端に結集したトラック。堰体下にダンプ。
そしてフロート型の取水設備だろうか、引き寄せようとしているのか、何か作業をしている人々。しかし上の最新の空撮写真ではフロート型の取水設備はなくなっている。
マークした場所はアプローチ路入口。