水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

燧ヶ岳の田代群(福島県檜枝岐)


日本一の「田代」銀座

「田代」とは湿原を意味するゆかしい言葉。水を張った水田のような情景からきているので、沼沢や池塘を伴うことも多い。
湿原の代名詞にもなっている「尾瀬」はまた、日本一の田代銀座でもある。


百名山・燧ヶ岳と広沢田代

「田代」と呼ばれる池塘グループ群

百名山・燧ヶ岳の山麓には「田代」と呼ばれる池塘群がきら星のごとく点在している。スモウトリ田代、 ノメリ田代、メラッパシ田代、広沢田代、熊沢田代・・などなど。
沼田街道、沼山峠、沼尻川、御池登山口・・尾瀬周辺は、沼、池の名がちりばめられているだけあって、まさに沼沢の宝箱。その双璧である燧ヶ岳は、じつは五つの峰が集まって山頂を構成しており、そのひとつが御池岳。
御池ルート(御池コース)と呼ばれる登山路は、北麓の御池駐車場(有料)から広沢田代、熊沢田代を経由して山頂に至る。

田代の名がいくつも記されている


メラッパシ田代か


スモウトリ田代か


御池田代





 

Googleマップ

マークした場所は、御池駐車場(有料)