水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

おのころ池(兵庫県南あわじ)

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天孫降臨の名をもつ公園池

阿万スポーツセンターの駐車場横にある池。
池の真ん中に欄干のない沈下橋のような変わった形の橋がかかっており、公園池のように見える。
池畔に立つ看板は「池は深いので、きをつけてください」とある。署名は、国立淡路青年の家。現在、この施設は「国立淡路青少年交流の家」という名称になっており、ホームページには「おのころ池」という池名とともに、もうひとつ友達池という池も記載されていた。
青少年の活動の場として設けられたとも考えられる。
それにしても池名の「おのころ」は、国産み神話とも関係の深い言葉だけに、公園池にしては何とも御大層な名を付けたものだ。同名の池は天孫降臨の神話の地である宮崎県の高千穂峡にある。
その一方、じつはこの池の南東10kmの海上には、天孫降臨伝説のある沼島が浮かんでいる。池名を付けた人は、この池にどんな思いを託そうとしていたのだろう。
駐車場130台。

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流れ込み


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マークした場所は駐車場。