国仲平野の農地にある溜め池。三つの池が肩を寄せ合っているが、それぞれタイプが異なっていておもしろい。
最上段にあるこの池はラバーフェイシングされた長方形の池。堰体下に立派な石造りの竣工記念碑が立っていたが、池名は記されていなかった。
大正時代に新田開発のために造られた由来が記され、「長江開田」との文字が刻まれている。谷筋ひとつ隣の吉井開田の池は「吉井開田溜池」という名であることからすれば、ここは「長江開田溜池」という名と考えられるが、未確認なので仮称としておいた。
釣りをするには、どうもラバーゴムの岸は味気ない。
マークした場所に記念碑。