高層湿原に穿たれた池塘群。山岳パートのハイライト。
志賀山と鉢山の火山活動によってできた盆地に水がたまり湖となるが、その後、湿性植物が堆積した湿原が発達し、湖は数十もの小さな池塘に分断され、現在のような姿に。山に囲まれた奇跡のような平地に象嵌された幾多もの池は、浮き島を取り込み奔放な表情を見せる。
木道が配され、ウッドデッキの休憩所もあり、北側の峠を越えた先にある大沼池とならび志賀高原湖沼群・山岳パートのハイライトといえよう。
前山リフトからは志賀山頂を経る登山道ルートと、平坦で歩きやすいルートの二通りのアクセスルートがあるので、軽装でのハイキング感覚でも四十八池に行くことができる。