なまこいけ。
天橋立より長い4kmの砂州によって切り取られた池。
数千年前の島の山体崩壊によって海中に落ちた土砂が潮流で長い砂州状にのび、その後の海面降下で海岸線に沿うように現れた貝池と海鼠池。
細くせばまった水路で両池はつながっている。
海と池とは砂州の砂礫のすきまを通してゆるくつながっており潮の干満の影響を受ける。細長い形状ながら最深部は24mと意外に深く、シマイサキ、ボラ、キス、アコヤガイなどが生息。池の名前になっているナマコも繁殖しているそうだが採取は禁じられている。
海とは直接つながっていないのに、海水魚が大量発生することがあるらしく、ミステリアスだ。
水辺に見えたシマイサキとハゼの仲間。
海鼠池と長目の浜を眺望できる展望所の駐車場。トイレあり。
海鼠池と貝池は細い水路でつながっており、ここにも駐車場がある。
上から眺めるのとはまた違ったやさしい表情。
水辺遍路謹製マップ。