【ばんりゅうこ / 蟠竜湖県立自然公園 / 万葉公園】
益田の顔的公園池は文人ネーミングの天然湖
海岸近くの丘陵地の谷部が海岸からの飛砂によって天然ダムとなった潟湖(せきこ)型の池。
潟湖タイプの池は浅い池が多いが、蟠竜湖は最大水深が10mもあるという。
東西二つの大きな池が細いくびれでつながっており、周囲4kmの湖岸は竜がとぐろを巻いたような複雑な形状から、土地の詩人が蟠竜湖と名付けた。文人がネーミングに関わった池は全国に数例を確認しており当ブログでも紹介しているが、山陰では唯一となろうか。
池は蟠竜湖県立自然公園(万葉公園)の中心的構成要素となっており、ボート乗り場や遊歩道などが整備されている。
漁協が管理する公認釣り場にもなっており、300円の遊漁料が必要ながらブラックバスをはじめコイ、フナ、ウナギ、ナマズが対象魚。鯉はかなり巨大に成長している。
一部、釣り禁止区域の設定があるので注意。(案内板写真参照)
駐車場、トイレ完備。ホテル隣接。
マークした場所は駐車場。