開湯1300年の歴史をもつ湯涌温泉を見守るように、温泉街を見おろす立地にある人造湖。とはいっても湖のスペックは満たしておらず、規模としては小ぶりの溜め池。
多くの文人墨客を集めた温泉街の景観要素にもなっており、「玉泉湖」というネーミングは何とも文学的。池畔には氷室や散策路もあり、桃源郷のような空気をまとっている。
散策が何とも似合う池なのは、かつてほとりに北陸最大級の温泉旅館があったからだろうか。いわばこの池、借景庭園の跡地なのである。
湯涌温泉のイラストマップにもちろん玉泉湖は出ているが、このマップの下端にさりげなく記された「日尾池」なる山池に目を奪われた。
山尾根の登山路途上にある池だが、アプローチ路が2013年から一般通行禁止となり到達困難ダムとなっている犀川ダムから1kmほどしか離れていない。長年の難関ダム。登山路を使う新たな攻略の糸口になるか??









マークした場所は総湯の駐車場。ここから池までは徒歩となる。