【えびがいけ/ 南阿波ピクニック公園】
巨大魚アカメのロマン漂う徳島県最大の天然湖
慶長の大地震(1609)による隆起で海と分離した窪地が湖となった。徳島県では最大の湖沼である。
人の子として生まれ、正体が露見し池にもどった大蛇の伝説が残り、やはり天然湖沼のもつ独特の神秘感が漂う。
球場、広場、野鳥観察小屋、池を一周できる遊歩道あり。




海老ヶ池の地形(空撮)





池のディティール
流れ込み
地図では全長1.5kmほどの小河川が池に流れ込んでいる。流れ込み部はヨシ群落が発達。小魚の姿も多く生息魚類の産卵床として好環境になっているようだ。


吐き出し
海との通水部には水門が設けられている。
護岸
石積み丸太止めの護岸が一部に見られる。
もうひとつの池
海老ヶ池と海との間の森の中に、もうひとつの独立した池があった。
野鳥観察設備



池伝説
玉枝という美少女(正体は大蛇)が登場する池伝説。構成は、「かぐや姫」と「鶴の恩返し」と「宝しゃもじ」のミックスのようになっている。
魚影
1980年ごろまで巨大魚アカメを専門に狙う漁師もいたと報告されている。
2015年の初訪時も2022年の再訪時もなぜか釣り人の姿を一人も見かけなかった。ただ魚種は分からなかったが魚の気配は濃厚。水面をジャンプする姿も。
水路部で大量のシラスのような小魚(ボラの幼魚?)の群れを撮影できた。
駐車場と案内板
ゴルフ禁止、キャンプ禁止。






Googleマップ
マークした場所に駐車場。