水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

祓川池(三重県鈴鹿)

1977年5月に起こった幼児の水死をめぐる「隣人訴訟事件」の舞台である。子どもを預かってもらった仲の良い隣人を訴えたということへの衝撃が大きく、日本社会のターニングポイントを印象づけた事件として世間の注目を集めた。
もともと水源が湧き水だったようで、夏場は冷たく冬場は凍結しない池だったので、神事のお祓い、お清めで禊ぎをする場にもなっていたのが名称の由来のようである。
現在の池はフェンスで囲まれている。


東岸と西岸に駐車スペースがあり、ブラックバス釣り場としての人気も高い。