水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

赤塚溜池公園の池(東京都板橋)


都内で希少な戦国城址が付き沿う公園池

農業用の溜め池が都市化に伴い、池名を冠した「赤塚溜池公園」の構成要素として、釣りのしやすい護岸を持った公園池として造成されている。
池の隣の小山は都内では数少ない戦国時代の城郭跡。
池にはもはや溜め池の面影はなく、これを赤塚溜池と呼んでいいのかさえ分からない。案内板には単に「池」とだけ記されていたので、ちょっと変な呼び方だけど「赤塚溜池公園の池」をタイトルとした。
水は濁りが強いが、池の小さな中ノ島にはカワセミの姿も。自転車で通う地元のヘラブナ釣り師が日向ぼっこをしながらウキを見つめている。その目は真剣そのもの。
2022年の再訪時も小型ながらヘラブナがよく釣れていた。
池畔の梅園にはベンチもあり、池ランチにも最適。園内にはもうひとつ赤塚トンボ池というビオトープ池もある。
駐車場は近くのコインパーキングを利用。
トイレ、遊具、シェアサイクリングステーション、郷土資料館あり。


左は2022年、右は2011年の赤塚溜池公園の池


吐き出し部
ヘラブナ供養塔と私物の釣り台
トイレ



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マークした場所は、赤塚トンボ池。