奈留島では唯一のトイレ付きのダム。
堤高18.5m。奈留島では初めて築造されたハイダムスペックのコンクリート堰体をもつ貯水池で、上水道専用。
ハイダムスペックの貯水池にもかかわらず堰体の天端に上がる方法が徒歩のみという独特の構成は、ここ奈留島の砂防堰堤タイプ貯水池では定番スタイル。
ダム下の広場では桜の季節には地元の人たちの花見場にもなるとのことでトレイもある。
アプローチ路を見て道幅が狭かったので無理してクルマで入るのも厳しそうと思いスルーしてしまった。あとで調べなおしたら、これこそ島いちばんの大きさと古さをもつダムで、またやってしまったという感じだ。
さらに当初アプローチ路と思った道は、一本違う道だった。県道から分岐する実際のアプローチ路は堰体下の広場までなら通常のクルマなら問題なく入れるし、グーグルアースでも表示される。
峠を越えた反対側には、島一番の観光スポットであり世界遺産登録のきっかけともなったメイン構成要素の江上店主堂があり、駐車場、トイレが整備されている。
マークした場所はトイレ。