直島を代表する貯水池。
直島ダムは瀬戸内海に浮かぶ直島を支える水がめで、この島の顔ともいえる立派な貯水池である。
岡山県の笠岡からフェリーで20分と手軽な離島だが、フェリーに乗って驚いたのは日本人より外国人の方が多かったこと。隣の豊島(てしま)と同じく、直島はアートとサイクリングの島として知られる。自転車でまわるのにほどよい広さと、とつぜん現れるアート的な要素や美術館が外国人観光客のツボにはまるようである。
一方、瀬戸内海の島によく見られるように三菱マテリアルといった大手の工場もあり、工業用水の貯水池も存在感がある。各社が自社専用の池として占有利用しており、配管などがいかにも工業用らしい風貌をみせる。
一方、農業用のため池も小規模なものがいくつかあるが釣り禁止や立入禁止が目立つ。この直島ダムも釣り禁止である。
釣り禁止看板と堰体側の石碑。
堤高は15m以上はありそうだが「ダム便覧」には掲載されていないようである。
直島ダムの上段には広木池がある。こちらも堤高15mのダムスペックは満たしていそうに思える。
直島ダムと広木池のあいだはアートな植栽があり、直島ダム公園となっている。
直島の表玄関である宮浦港。
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マークした場所は地中美術館の駐車場。大型バス可。