水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

雨ヶ池(大分県九重)


標高1,350mの鞍部に二階建ての池

くじゅう連山の山池群のひとつ。
九重ハイキングコースの「雨ヶ池越」ルート上にあり木道が敷設されている。
おおよそ雨後出現湖の様相で湿原状になっている時もあるが、湛水している期間も少なくはない。ノハナショウブ、ヤマラッキョウが群生。
長野県の八ヶ岳には類名の「雨池」、佐渡島にもロストレイクの「雨池」がある。

雨ヶ池の木道

水位が上がると水没ぎみになることも。


 

雨ヶ池の地形(空撮)

タデ原湿原と坊ガツル湿原の二つの湿原を隔てる外輪山の鞍部に立地。
よく見ると二階建てのような構造になっており、木道のある一階部分とは別に南側テラスにも二つの池が確認できる。



 

雨ヶ池へのアクセス

長者原園地の登山口

雨ヶ池にもっとも近い登山口でタデ原湿原が隣接。
長者原ビジターセンター、大駐車場、トイレ、洗い場あり。キャンプ禁止。


筑後川源流の碑

タデ原湿原

最初に木道でタデ原湿原を横断する。
同湿原は中間湿原としては国内最大級。毎年、野焼きが行われる。
ラムサール条約登録湿地。


「雨ヶ池越」コース

タデ原湿原を越えると「雨ヶ池越」と呼ばれる登山路へ。


 

くじゅう連山の山池めぐり

くじゅう連山の山池めぐり ver.1.1(2022年6月)


 

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