水辺遍路

訪れた池やダム 1万スポット

古生沼(兵庫県養父)


関西では最高峰の池の可能性があるものの、消失の危機。

霊峰・氷ノ山(ひょうのせん)は兵庫と鳥取の県境をなす標高1,509mの二百名山で、兵庫県下では最高峰、中国地方でも大山に次ぐ二位。山頂より東に200mほど、標高1,460m地点に古生沼がたたずむ。
「沼」の名が付いているが、湿原化が進み池の生涯としては晩年にあたる。氷河期の植物が見られるのは西日本でここが唯一とか。「古生沼の高地湿原植物群落」として県の天然記念物に指定。
この沼では植物学者・牧野富太郎が昭和12年8月8日にヒョウノセンカタバミを発見している。
古生沼の消失を加速させているのが、なんと登山者の排泄物。貧栄養下でしか育たない古くからの植生が、糞尿の栄養で育った植物に駆逐され危機にある。
そんなもろもろも見てこようと思ったが、2022年の初回アタックは雪による通行止めで失敗。再アタックは秋の方がよさそう。

氷ノ山