ハートの形をした葉っぱをもつベニマンサクの名を冠した溜め池。
世界的観光地の厳島を本土側から見おろす権現山の山中にたたずむ溜め池。海側の国道からのアプローチ路は狭く、ちょっと長い。
溜め池本来の名が分からないのが残念だが、アウトドア、自然観察の拠点として整備された「おおの自然観察の森」の主たる構成要素にもなっており、広島県の天然記念物の樹名をとった「ベニマンサク湖」という愛称で通っている。
湖畔にはビジターハウスや遊歩道が設けられており、衛星池の「モリアオガエルの池」もある。
自然公園の中にあるのでアプローチは徒歩のみとなるが、大駐車場やトイレが完備されているのでマイカーでも安心して散策しに行ける水辺である。気持ちのいい池だが釣りはできない。
散策用に設けられた出鼻には木製の小さな橋が架けられ、浅瀬には多くの鯉が入り込んでいた。ここではハートの形をした葉が特徴のベニマンサクを間近に見ることができる。
マークした場所は駐車場。