水辺遍路

訪れた全国1万1,300の池やダムを独自の視点で紹介

新池(兵庫県淡路)

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1万3千ある淡路北部(淡路市エリア)の野池群のひとつ、といってしまえばそうなのだが、新池というそっけない名ではあるものの、淡路島のれっきとしたダムの一基。しかしながら、堤高20.4mの重力式コンクリートダムに改修されてから10年以上がたつ今も、なぜか「ダム便覧」には掲載されていない。

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築造したのは兵庫県と淡路市であるが(左写真)、ダム湖の管理者は個人の「小原田主(たず)」となっている(右写真)

ダム下には遺跡と遺跡訪問者用の駐車場。

ダムのすぐ下に五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)があり、未舗装の駐車場も用意されている。新池の方は駐車スペースも厳しく、ダムサイトから少し先に行ったところでゲート通行止めになっているのでクルマだとバックで戻るしかなさそうだ。
急峻地形で唯一の足場の道も閉鎖、さらに釣り禁止看板もありアングラーにとっては無理に進む意味はない。ダムファンならダム下の駐車場にクルマを置いて遺跡見学も兼ねて歩いて行った方がゆったりできるだろう。
新池という名でダムスペックを満たすものとして、香川県と愛媛県にダム便覧掲載の二基がある。

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釣り禁止看板と道路閉鎖

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五斗長垣内遺跡(ごっさかいといせき)。


下の水辺動画では、終盤に新池が登場。

bunbun.hatenablog.com


マークした場所は遺跡駐車場。