キャンプ場に魅力を添える小さな山上湖。
琵琶ヶ池というと名古屋にある都市型緑地公園の主構成要素となっている水辺が有名だが、こちらの琵琶ヶ池は広島県安芸高田の山中にある独立した山上湖。小さな池ではあるが、魅力ではけっして負けていない。
その絶妙な立地を生かし八千代町「いこいの森」キャンプ場の借景として、また水辺に親しむ空間として生かされている。
天然湖と思いたいところであるが、吐き出し側は人工の堰体らしき構造をもっている。しかし山麓の農地からは舗装路とはいえ狭い山道を5kmほど上りつめていかねばならず、農業用ため池だとすれば、維持管理は行って帰ってくるだけでも、けっこうな骨折りだっただろう。
また、冒頭の写真では雲海に隠れてしまっているが、雲の下には雄大な土師ダムこと八千代湖が控えているはずである。
キャンプ場は12〜3月はシーズンオフ。
マークした場所は駐車場。