大山の山肩に立地する「もひ取り神事」の霊池
大山七池のなかでは、もっとも標高が高い位置にあり、霊峰大山の八合目に広がる草原の一角にある二双の池。上が地蔵ヶ池、下が梵字ヶ池。
梵字ヶ池の方には淡水シジミも生息していたというから不思議。しかし今は水が抜けロストレイクに。
地蔵ヶ池は昔から「もひ取り神事」の霊水として池の水が使われてきた。
地蔵ヶ池の立地(空撮)
下の写真中央の右下あたりに石室(灰色の石)があり、その右下に地蔵ヶ池の水面が光っているのが見える。






石室



梵字ヶ池?
草地になってしまっているが、木が生えていない微妙な窪地感が池跡のようにも見える。
これが梵字ヶ池か。
ここに淡水シジミ(マシジミ)が生息していたとすれば、神事の際に下界の田んぼにいたマシジミの幼生などを持ち込んでしまった可能性が高いのではないかと考えた。




案内板

